中百舌鳥にて
9月8日の泉北高速鉄道の撮影で、中百舌鳥にて撮影した泉北高速鉄道5000系と7020系の並び。中百舌鳥は南海の駅ですが、こういった泉北の車両同士の顔合わせもよく見られます。
右が泉北5000系の5507Fで、難波発和泉中央行きの準急としてやってきました。運転手が窓から顔を出しており、発車間近のシーンです。ホームがカーブしており運転手による戸締め確認も行われていますね。
一方左は泉北7020系の7571Fで6両編成の7523Fと併結した8両編成でやって来ました。中百舌鳥止まりの列車であり、高野線には直通しません。写真は引上線へと引き揚げていくシーン。
同じ系統の塗装ですが、前面デザインが全く異なるのが面白いですね。また5507Fは泉北で最長となる8両編成なのに対し、7571Fは最短の2両編成というのも面白いです。
泉北5000系は1990年に登場した形式で、当時は大阪府都市開発という第3セクターでした。それまで大阪府都市開発では南海の車両をベースとした形式を導入していましたが、この5000系で初めてオリジナルの設計を採用しています。
車体はアルミ合金製で製造メーカーは川崎重工と東急車輛。殆どが川崎重工製。ステンレス製車体で東急車輛製の南海高野線の形式とは対照的ですね。
泉北7020系は7000系の改良型として2007年に登場しました。こちらもアルミ合金製車体を採用し、全車を川崎重工が製造しています。泉北の通勤形としては最も新しい形式ですね。
泉北は南海よりも新機構を採用するのが早く、南海に先んじてVVVFインバータ制御装置やシングルアームパンタなどを採用してきました。この7020系でも新たにLCD式車内案内表示装置が採用されています。
5000系は8両編成のみ5本が在籍しており、7020系は6両編成2本、4両編成1本、2両編成1本の18両が在籍しています。以前に比べて8両編成の運用が増え、5000系の活躍の機会も増えましたね。
・・・以上、今日は足が疲れたなぁ。鉄道員日記がお送りしました。