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Channel: 鉄道員日記(ぽっぽやにっき)
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南海8000系8013F@紀ノ川~和歌山大学前

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南海本線紀ノ川~和歌山大学前にて

昨年3月15日撮影分。南海本線の紀ノ川~和歌山大学前間にあるカーブで撮影した南海8000系8013Fの和歌山市行き普通。この編成は8000系のラストナンバー編成ですね。

この日は復刻塗装での運行が終了に近づいていた南海10000系10004Fを撮影しに出掛けており、自宅の近所から大阪府内まで移動しながら撮影していました。

南海8000系は2007年に登場した南海本線向けの通勤形電車で、2008年3月26日に営業運転を開始しました。4両編成13本の52両が製造され、製造は東急車輛と後身の総合車両製作所で行われています。

南海の形式として「8000系」を名乗るのはこれが2代目で、初代8000系は電機子チョッパ制御の試作車として6両編成1本が高野線で運用されていました。初代8000系は2001年に6200系に編入され消滅しています。

2代目8000系は東急車輛標準の軽量ステンレス製20m級4扉車体を採用しており、一部の部品はJR東日本のE231系と共通の物を使用しています。先頭部のみFRP製となっていますね。

制御装置は日立製IGBT-VVVFが採用されました。これは南海1000系1051Fで初めて採用されたものであり、本格的な採用は8000系が初。主電動機は三菱製で出力は180kW。

編成は制御電動車のモハ8001形とモハ8101形で付随車のサハ8801形とサハ8851形を挟む2M2Tの構成であり、編成出力は1440kW。設計最高速度は120km/h、起動加速度は2.5km/h/s。

車内はオールロングシートで、一定間隔でスタンションポールが設置されています。車内照明は当初蛍光灯が使用されていましたが、5次車の8008FからLEDに変更されました。

また前照灯には白熱灯が使用されていましたが、昨年より8300系と共通のLEDへの交換が始まり、今年3月までに全編成が交換されました。写真の8013Fは割と早い段階で交換されていた様に記憶しています。


・・・以上、結構色合いが違う。ef_end_63がお送りしました。

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