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Channel: 鉄道員日記(ぽっぽやにっき)
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泉北高速鉄道 3000系3511F@三国ヶ丘~百舌鳥八幡

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イメージ 1

南海高野線三国ヶ丘~百舌鳥八幡にて

9月8日に南海高野線三国ヶ丘~百舌鳥八幡間で撮影した泉北高速鉄道3000系3511F。2両編成の3551F、3553Fと併結した8両編成の区間急行としてやって来ました。

この3551Fはこの日2度目の撮影で、1度目は泉北線内折り返しの各駅停車として運用されているシーンを撮影しました。この後また、線内折り返し各停として撮影しています。

泉北3000系は泉北高速鉄道が保有している20m級4扉の通勤形電車で、南海高野線の難波~中百舌鳥間と泉北高速鉄道線の中百舌鳥~和泉中央間で運用されています。

登場は1975年で、1990年までに56両が製造されました。製造メーカーは全車東急車輛製造。当時泉北線の運行を行っていたのは南海の子会社の泉北高速鉄道ではなく、大阪府などが出資する大阪府都市開発という第3セクターでした。

東急車輛が南海向けに製造した南海6200系をベースに設計されています。ただし南海6200系がオールステンレス車体であったのに対し、この3000系は第3セクターとして製造メーカーの入札を行う必要性があったことやコストカットのためセミステンレス車体が採用されました。

このセミステンレス車体とは内部構体を普通鋼製とし、外板のみステンレスとした車体です。なお1985年以降に製造された4両編成3本は内部構体もステンレス製のオールステンレス車体とされています。

走行機器類も南海6200系と同系のものを採用しており、主電動機出力、設計最高速度、起動加速度などの性能は一致しています。ただし台車形式は異なりますね。

写真の3511Fは1979年4月10日に製造された編成で、落成時は6両編成でした。1999年に中間車2両が抜き取られて増結用の50番台として改造されたため現在は4両編成となっています。


・・・以上、たっぷり歩いた一日でした。鉄道員日記がお送りしました。

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