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Channel: 鉄道員日記(ぽっぽやにっき)
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南海8000系8005F@紀ノ川~和歌山大学前

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南海本線紀ノ川~和歌山大学前にて

一昨年の3月17日に撮影した南海8000系8005Fの回送列車。朝の8両編成の急行として和歌山市まで走った後、羽倉崎か住ノ江まで回送されていくシーンです。

この日は復刻塗装の南海10000系10004Fを狙って撮影に出ており、まず最初に撮影を行ったのが写真のポイントでした。この後は岡田浦や樽井で撮影しています。

南海8000系は2007年に登場した南海本線向けの通勤形電車で、2007年から2014年にかけて4両編成13本の52両が製造されました。製造メーカーは東急車輛と後身の総合車両製作所。

1963年登場で老朽化が進んでいた南海7000系の置き換え用として導入された形式で、営業運転は2008年3月26日に開始しました。南海本線及び空港線・和歌山港線で運用されています。

車体は東急車輛標準の20m級4扉軽量ステンレス車体を採用しており、一部の部品はJR東日本のE231系と共通の物を使用しています。個人的には側面の雰囲気がE231系と似ている気がしますね。

南海本線向けの形式として初めてIGBT-VVVFやシングルアームパンタを本格的に採用した形式であり、南海1000系1051Fで試用された新機軸を反映した形式という事も出来ます。

車内はオールロングシートで、扉の上部には千鳥配置でLED式の車内案内表示装置が設置されています。車内照明は当初蛍光灯が試用されていましたが、8008FからLED照明が採用され、現在はそれ以前の編成もLEDに交換されているようですね。

写真の南海8000系8005Fは2010年に落成した第3次車であり、3次車では前面貫通扉の窓が拡大されました。


・・・以上、運などもう残っていない。ef_end_63がお送りしました。

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