天下茶屋にて
本日天下茶屋駅で撮影した泉北高速鉄道7000系7551F。移動している途中に1本しかない7000系2両編成が難波行きの区間急行としてやって来たので、スマホで撮影しました。
写真の列車は8両編成で、手前の2両が7551F。難波側に連結されていたのも同じ7000系で、トップナンバーの7501Fが連結されていました。オール7000系の8両というのはいいですね。
泉北高速鉄道7000系は1996年に登場した通勤形電車で、当時は第三セクターの大阪府都市開発が保有していました。1996年と1998年に合わせて26両が製造されています。
大阪府都市開発では泉北線の開業時から南海の形式をベースとした形式を導入してきましたが、1990年登場の5000系からオリジナルの形式を導入しています。
写真の7000系は5000系に続く第二世代のオリジナル形式で、1994年に南海が実施した車両限界の拡大に合わせて5000系よりも車体幅が100mm拡大されています。
そのため裾絞りのある車体となっていますね。車体そのものはアルミ合金製の20m級4扉車体です。制御装置にはIGBT-VVVFを採用しており、パンタグラフもシングルアームになりました。
車内は5000系の内装をベースとしたオールロングシートで、袖仕切りにはスタンションポールが設置されています。座席のモケットは登場時は5000系と同じ赤色でしたが、7020系登場時に紫色のものに変更されました。
写真の7551Fは1編成のみ存在する50番台で、7000系のラストナンバーで4両編成だった7511Fの中間車2両を抜き取り2両編成としています。和泉中央方の先頭車である7752は抜き取られた中間車から電装品を移設して制御電動車に改造されました。
編成から抜き取られ電装解除された中間車2両は付随車となり、4両編成の7509Fに組み込まれて6連化に使用されていますね。これらの改造が行われたのは2005年のこと。
・・・以上、とっとと寝て早く起きるか。ぽっぽやがお送りしました。