キハ72系車内にて
9月10日に博多~由布院間で乗車した特急ゆふいんの森。折角なので座席と車内の様子を撮影してきました。上の写真の通り少し変わった構造なので、車内を探索していて面白かったですね。
自分は前面展望を狙っていたので、乗車したのは1号車の一番前の席。沿線風景の綺麗な路線を走るので、充分に車窓を楽しむことができました。
キハ72系は1999年に製造された特急形気動車で、当初は4両編成で落成しています。2015年に中間車1両が製造され、現在は5両編成で運行されています。全車普通車指定席で、グリーン席や自由席の設定はありません。
座席の様子。シートピッチは1000mm。座席下の空間も広いため、ゆったり足を伸ばすことができます。中間の肘掛けにはテーブルが内蔵されており、座席を向かい合わせた場合中央に集合して1つの大きなテーブルとなるよう設計されています。
デッキの様子。全車ハイデッカー構造となっているため、ドアの高さと通路の高さが異なっています。このため隣の車両と橋を渡したような構造となっていますね。床面や化粧板に難燃木材が多数使用されているのも特徴的です。
3号車のビュッフェ。軽食やデザートを提供しているほか、ゆふいんの森やJR九州のグッズも販売しています。窓際にはカウンターテーブルが設けられ、窓も足下まである大型のものが採用されていますね。
同じく3号車に設置されている簡易コンパートメント席。座席が向かい合わせに設置され、それぞれの区画がガラスのパーティションで仕切られています。中央には大型のテーブルが設置されていますね。
最後に先頭部の様子。自分が乗車したのは1列目の右側でした。ご覧の通り明るくて開放的な雰囲気であり、車窓もたっぷり楽しむことができます。荷物棚はハットラック式。
・・・以上、ゆったりした旅行だった。ぽっぽやがお送りしました。