尼崎にて
11月2日に阪神本線尼崎駅で撮影した阪神5700系5703F。梅田行きの普通列車に運用されていました。列車の両側にホームがありますが、尼崎では普通の間を通り抜けて乗り換えが行われていますね。
阪神電鉄の形式はいくつかこのブログでも掲載していますが、阪神5700系を掲載するのは今回が初めてです。今回はスマホでの撮影で、格好いいデザインなのでちゃんとしたカメラでも撮影したいですね。
阪神5700系は2015年に登場した阪神電鉄の通勤形電車で、各駅停車用のいわゆる青胴車ですね。加減速性能の高いジェットカーであり、2015年8月24日に営業運転を開始しました。
老朽化が進む5001形や5131形など第2世代のジェットカーを置き換えるために投入された形式であり、現在までに4両編成4本の合計16両が落成しています。
車体はステンレス製であり、ジェットカーとしては1959年に製造された5201形以来56年ぶりのステンレス車となりました。愛称も5201形の「ジェットシルバー」を受け継ぎ「ジェット・シルバー5700」とされていますね。
全電動車方式が採用されており、両先頭車は0.5Mとなっているので実質的には3M1Tですね。主電動機の定格出力は190kWで、起動加速度は4.0km/h/sとなっています。最高運転速度は91km/h。
車内はオールロングシートであり、ドア横のスペースを確保するために従来の8人席から7人席となりました。またこのロングシートは2・3・2で区切られています。それぞれの仕切りの部分にはスタンションポールも設置されていますね。
ドア横には半自動ドアボタンが設置されており、長時間停車する際などは半自動ドア扱いが行われます。ドア上には千鳥配置で車内案内表示装置としてLCD表示器が設置されています。
2016年には阪神電鉄の形式として初めてブルーリボン賞を受賞しました。
・・・以上、黒いマスクが格好いい。ぽっぽやがお送りしました。