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Channel: 鉄道員日記(ぽっぽやにっき)
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伊予鉄道 モハ50形78@大手町

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イメージ 1

大手町駅にて

大手町で昨年8月4日に撮影した伊予鉄道モハ50形の78号車。この78号車で3両目のモハ50形を撮影した事になるのですが、それぞれ形態が違うのが面白いですね。

モハ50形は1951年から1965年にかけてナニワ工機と帝國車輛製造で製造された路面電車で、最大時は自社発注の27両と他社局からの編入車の4両が在籍していました。

自社発注車は前期型と後期型に分類され、更に製造年によって形態に差異があります。前期型は全車がナニワ工機で製造され、後期型は最初の7両がナニワ工機で、後の9両が帝國車輛で製造されました。

写真の78号車は1964年と1965年に製造された70~78号車のグループで、1964年に70~73号車の4両が、1965年に74~78の5両が製造されました。

このグループは車体の形状が後期型とおなじ物となっていますが、62~69号車がバス車体の工法を取り入れた軽量車体であり、補強用のリブとリベットがありました。

それに対しこのグループは従来の工法に戻されたため、リブとリベットが無くなり、外見的にすっきりとした車体となっています。重量も1トン増加し13.96トンとなりました。

製造当初は帝國車輛製のTB-57型コイルバネ台車を履いていましたが、メンテナンスに手間が掛かるとして1974年に名古屋市電1550系の廃車発生品である住金製KS-40Jに交換されています。


・・・以上、また伊予鉄乗りたいね。ef_end_63がお送りしました。

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