紀ノ川~和歌山大学前にて
南海本線紀ノ川~和歌山大学前にて撮影した南海7000系7045F。かなり前に撮影した写真であり、掲載が遅れに遅れてやっと今回掲載できました。
南海7000系は1963年に登場した通勤形電車で、1968年までに90両が製造されました。2007年に廃車が開始、今年9月30日に最後の編成が営業運転を終了しています。
登場当時は非冷房でスカートも装備していませんでしたが、1983年から冷房化と更新工事が行われており、クーラーの搭載によってパンタも下枠交差形に換装されています。
また電動発電機の静止形インバータへの変更、方向幕の設置工事も行われました(一部編成は1977年より方向幕を設置)。
2007年8月のダイヤ改正で高野線から2000系の一部編成を転属させて置き換え、廃車が発生しました。その後新型の8000系・8300系や泉北高速鉄道から購入した3000系などで置き換えられています。
南海では7000系の引退と創業130周年を記念して7037Fを薄緑と濃緑のツートンカラーの復刻塗装とし、同じく復刻塗装となった10000系10004Fと併結して運用していました。
復刻塗装での運用開始は今年6月13日で、途中特急以外の運用に入ったりしながら9月末をもって営業運転を終了しました。なお、現行塗装車は8月9日に運用を終了しています。
写真の7045Fは1968年に製造され、1989年に更新工事を受けています。撮影日は6月24日、その2日後の6月26日に7045Fは千代田工場に廃車回送されました。
廃車直前の姿で、自分が撮影した最後の現行塗装7000系となりました。なお、廃車回送は帰宅途中に偶然目撃しています。
・・・以上、鉄コレの方も7045Fにしているef_end_63がお送りしました。