和歌山市にて
和歌山市で撮影した南海10000系10009Fの和歌山市行き特急サザン。終点駅で撮影したため方向幕は既に折り返し用に変わっており、難波行きを表示していますね。
南海10000系は1985年に登場した特急「サザン」用の特急型車両で、それまで初代1000系で運行されていた「四国号」の置き換えの為に導入されました。
製造当初は先頭車同士の2両固定編成であり10編成が製造されました。その後1992年に中間車を組み込み4両編成とする事となりました。
10001F~10003Fは中間車に改造の上10004F~10006Fの中間に組み込み、10007F以降は新造の中間車2両を組み込んでいます。新造の中間車は11000系の仕様に準じた為、窓や座席が異なります。
現在後継の12000系の登場により10005Fと10006Fの2本が廃車となっており、改造中間車を組み込んだ編成は10004Fのみとなっています。現在その10004Fは復刻塗装を纏っていますね。
写真の10009Fは両先頭車が1989年に製造され、中間車が1992年に製造された編成です。製造メーカーは東急車輌製造。
同じ年には10008Fと10010Fが製造され、甲種輸送の際には同年製造の3編成がまとめて輸送されてきたようですね。
・・・以上、年末大掃除できるのか・・・ぽっぽやがお送りしました。