護衛艦しらね艦上・舞港にて
2014年7月27日に舞地方隊展示訓練で自分が乗艦した護衛艦「しらね」。その「しらね」の装備品を続けて掲載しています。
今回は7.9m内火艇。様々な艦艇に搭載されている内火艇で、かなりメジャーな装備と言えるのではないでしょうか。このブログでも過去に何度も掲載しています。
7.9m内火艇は繊維強化プラスチックで造られた小型ボートで、多くの艦艇では両舷に1隻ずつ搭載されています。片方が複合艇であったり、1隻しか搭載していない場合もありますが。
この7.9m内火艇は沖に錨泊している搭載艦と陸や他の艦艇との間の乗員・物資輸送や連絡を行い、また溺者の救助といった救難作業にも使用されます。
従来は手漕ぎのカッターを使用していましたが、しらね型護衛艦から内火艇へ代わったようですね。また改7.9m内火艇という派生型も登場しています。
改7.9内火艇は操舵方式をティラーから舵輪式とし、また副錨運搬も可能となっています。自分は改型しか見たことがなかったので今回原型を見れて嬉しかったですね。
この7.9m内火艇、定員は25名で25馬力のディーゼルエンジンを搭載し最大速力は7ノット。全長7.9m、幅2.23m、排水量4.177tというサイズです。
最近の海自艦艇の搭載艇は11m作業艇や複合型作業艇となってきているので、これもそう遠くないうちに見られなくなるかも知れません。というか原型を搭載してたのって「しらね」が最後なんじゃ・・・
左舷側に搭載された「しらね02」。右舷側の搭載艇に「01」、左舷側の搭載艇に「02」と番号が振られています。
上から撮影した「しらね01」。カバーが掛かっておらずよく見えました。
「しらね02」のスクリュー。艦艇広報の際には顔が映るくらいピカピカに磨き上げるそうです。
・・・以上、やっかいだなぁ・・・ef_end_63がお送りしました。