新今宮にて
新今宮で撮影した南海6000系の6003F。住之江で南海50000系50005Fの入庫を撮影した後に新今宮に移動し、その際に撮影しました。
新今宮では難波方を向いて高野線極楽橋方面や南海線和歌山市方面行きの列車を撮影することが多いですが、この時は新今宮に停車中のシーンを撮影しました。
以前似たような構図で6000系トップナンバーの6001Fを撮影したことがありました。その時も同じ急行難波行きで、両数も同じ8両だったと思います。
南海6000系は1962年に登場した南海の通勤形車両で、20m級4ドア車としては日本で初めてオールステンレス車体を採用しています。
1969年までに72両が製造され、その全てが現在も在籍しています。それどころか1両も高野線から転属すること無く活躍を続けており、50年以上も同一線区を動かないという非常に珍しい例となっています。
登場当初は南海電鉄の架線電圧が600Vだったために600V対応の電装品を使用していましたが、1965年以降は1500Vへの昇圧が決定していたため複電圧車として製造されています。
写真の6003Fは1963年に製造され1985年に更新工事が行われた編成で、前面貫通扉の窓がHゴム支持となっています。
・・・以上、トップナンバーの次に古い。ef_end_63がお送りしました。