南海本線和歌山市~紀ノ川にて
南海本線の和歌山市~紀ノ川間で撮影した南海7100系の7175F。撮影は昨年9月22日で撮影ポイントは和歌山市駅近くにある踏切です。
パッと見、普通の7100系4連に見えますが、よく見ると2+2連であることが解りますね。7100系2連動史を連結した4連が見られると少し嬉しくなります。
南海7100系は1969年から1973年にかけて製造された通勤形電車で、1973年に予定されていた架線電圧の1500Vへの昇圧を前に、600V線用の旧型車両を置き換えるために導入されました。
製造は東急車輌製造と近畿車輛で行われ、152両が製造されました。この製造両数は南海の形式としては最大の物で、現在も破られていない記録です。
大きく分けると非冷房で登場した1次車と新製冷房車として登場した2次車以降があり、1次車は2003年までに全て廃車となっています。現在残っているのは2次車から6次車のみ。
1989年からは更新工事が始まっており、スカートの設置や種別・行先表示器の大型化、車椅子スペースの設置などが行われています。
現在は後継の8300系の導入により2次車以降からも廃車が発生しており、現在の勢力は4両編成が17本、2両編成が19本となっています。写真の7175Fは1973年に製造され、1995年に更新工事が行われました。
ワンマン改造の行われていない2両編成は4両編成と組んで6連となっている所をよく見かけ、そのお陰で増結用というイメージがあります。そのせいで2+2の4連は増結用同士が組んでいる様に見えて面白いですね。
・・・以上、扇風機だそうか。ef_end_63がお送りしました。