南海本線和歌山市~紀ノ川にて
紀ノ川に架かる南海本線紀ノ川橋梁を渡る南海7100系7167F。2両の加太線ワンマン列車としてのんびり走り抜けていきました。撮影したのは昨年9月22日。
この日は引退の迫った7100系を追いかけており、朝に撮影して一旦撤収した後、午後からまた撮影に出かけるというスケジュールでした。最後に撮影したポイントがこの紀ノ川橋梁。
長い長い紀ノ川橋梁を短い2両編成の列車が走るというのは何とものんびりしていて良いですね。8両編成の特急も通過する橋梁ですが、渡る列車によって雰囲気も変わります。
南海7100系は1963年に登場した7000系の改良型で、1973年の架線電圧の昇圧に備えて1969年から1973年にかけて152両が製造されました。
4両編成と2両編成が製造され、4+4の8両編成から写真の様な2両編成まで多種多様な編成を見ることが出来ます。また南海本線で運行されている全ての種別で運用されていますね。
2両編成は現在の所19本が在籍しており、編成はモハ7101とクハ7951で構成されます。MT比は1:1ですね。因みにかつては事故で2両が廃車となった4両編成に2両編成を併結した編成がありました。
写真の様にワンマン改造を受けている編成は5本あり、2000年から2001年にかけて改造されました。運転台のメーター類の上にドアスイッチが設けられ、車外スピーカーも設置されています。
写真の7167Fは1972年に製造され1992年に更新工事が行われました。2000年にワンマン改造が行われています。ドア横には「加太さかな線」のステッカーが貼られていますね。
・・・以上、希望を持たせて。ぽっぽやがお送りしました。