みさき公園にて
昨年9月27日にみさき公園で撮影した南海10000系10004F。引退まで残り数日に迫った7000系を追いかけていた時の写真で、奥側に7000系が併結されています。
この当時の10004Fは7000系の引退と南海電鉄の130周年を記念した企画の一つとして復刻塗装とされており、同じく復刻塗装となっていた7000系7037Fと固定編成で運用されていました。
南海10000系は1985年に登した南海の特急型車両で、登場当初は写真の様な塗装で先頭車のみの2両編成でした。1992年に新塗装化と中間車の新造、10001~10003Fの中間車化が行われています。
10004~10006Fが先頭車改造の中間車を編成に組み込んでおり、10007F以降が新造された中間車を編成に組み込んでいます。10005Fと10006Fは既に廃車となっているので、現存する中間改造編成は写真の10004Fのみ。
新造された中間車は窓の大きさが違いますが、改造中間車は先頭車と揃っているので編成が綺麗ですね。特に旧塗装は窓周りが明るい塗装なのでより目立つ気がします。
写真の10004Fは1985年10月1日に東急車輌製造で製造された編成で、最初に製造された4本のグループの最終編成です。
昨年6月13日から7037Fと復刻塗装での運行を開始し、9月30日に7037Fが引退、以降は通常塗装の7100系と編成を組んで運行されていました。現在は通常塗装に戻っています。
・・・以上、右手にキャッチャーミットをはめて。ef_end_63がお送りしました。