大阪国際空港にて
昨年11月21日に大阪国際空港で撮影した日本エアコミューターのボンバルディアDHC-8-Q400 JA842C。この機体は通常のJACのDHC-8とは異なる塗装となっていますね。
見覚えのある方には懐かしい塗装と思えるでしょう、日本エアシステム時代のレインボーカラーです。自分はまだこのカラーリングが残っていたことを知らなかったので、撮影時はかなり驚きました。
日本エアコミューターは当時の東亜国内航空と奄美群島の14市町村が出資して設立された航空会社で、当時は奄美空港を拠点に鹿児島県内の離島アクセスを担っていました。
その後東亜国内航空の後身である日本エアシステムから西日本のローカル路線を移管され、鹿児島県外へも運行を開始しています。JA842Cの塗装は日本エアシステムの子会社だった時代のものですね。
親会社である日本エアシステムが日本航空と吸収合併したことにより、現在は日本航空グループの航空会社となっています。同じグループ会社で地方路線を運航するジェイエアがジェット機を保有しているのに対し、こちらはターボプロップ機のみを保有しています。
現在保有しているのは写真のボンバルディアDHC-8-Q400が10機、サーブ340Bが9機の合計19機。また今後はサーブ340Bの後継としてATR-42-600を導入する予定となっています。
写真のJA842Cは2002年12月3日に新規登録された機体で、現在まで日本エアコミューターの保有機として鹿児島空港を定置場に活躍しています。
スポットを出てタキシングするJA842C。大きなQ400のロゴが良いですね。
この翌日から運航を開始したANAのSTARWARS ANA JETと。
伊丹の短い方の滑走路であるRWY32Rから離陸するJA842C。
無事に飛び立っていきました。
・・・以上、プロペラ機はやっぱり良いなぁ。ぽっぽやがお送りしました。