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Channel: 鉄道員日記(ぽっぽやにっき)
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南海6200系6552F@難波

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イメージ 1

難波にて

南海難波駅で昨年10月24日に撮影した南海6200系6552F。高野線河内長野行きの普通として発車していくシーンで、6両編成が丁度収まってくれました。

南海6200系は1974年に登場した南海の通勤形電車で、6000系以来のオールステンレス車となっています。前面部がそれまでとは全く違うレイアウトとなったので従来型式とはかなり印象が異なりますね。

6200系には6200系として当初から製造されたグループと初代8000系から編入されたグループ、8200系から編入されたグループがあり、写真は8200系から編入された編成です。

8200系からの編入車は南海6200系50番台として区別されており、2013年から2015年にかけて1年に1本ずつの3本が編入されました。

種車の8200系は1982年の登場で、当時進められていた三日市町~橋本間の複線化により区間運転需要が増えたことに対応して東急車輌製造で6両編成3本が製造されました。

8200系は南海の形式としては初めて界磁チョッパ制御を採用しています。車体は軽量ステンレス構造でレイアウトは6200系を踏襲していますが、前面はFRP製の縁飾りが取り付けられ窓が少し大きくなっています。

6200系の編入は更新工事を施した上で行われており、更新工事では制御装置のIGBT-VVVF化と主電動機の換装、一部車両の電装解除、両先頭車へスカートと電連を設置、LED式車内案内表示装置の設置などが行われています。

この更新工事によりシステム上は6200系とほぼ同じとなり、6000系・6300系の2編成と併結して8両編成を組むことが可能となりました。

写真の6552Fは8200系8705Fとして1985年に製造され、2014年10月に更新工事を受け6200系に編入されて6552Fとなりました。


・・・以上、パンタ配置が面白い。鉄道員日記がお送りしました。

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