大阪国際空港にて
昨年11月21日に大阪国際空港で撮影したJALのB767-300ER JA622J。ANAのJA850Aを追いかけていたらこのJA622Jの着陸を逃してしまいました。
B767と言えばかなりメジャーな機体なので、見かけると何となく安心する気がします。何機も飛んでくるとまたお前かとなるんですけどね。
このB767-300ERは原型機の胴体を延長したB767-300の航続距離延伸型で、新型のエンジンを搭載し、また燃料タンクの容量を増やして航続距離を伸ばしています。
スペックを比較してみると、-300と-300ERは全長・全幅・座席数・貨物室容量・巡航速度は同じとなっていますが、航続距離は-300が9700kmなのに対して-300ERは11305kmとなっています。
-300ERの初号機は1986年に飛行し、1988年にローンチカスタマーに納入されています。行こう生産が続けられ、B767の派生型の中では最多製造機数となりました。
JALでは2002年に導入が始まり、現在までに32機が導入されています。航続距離の長さを活かして国際線に投入された機材もありましたが、現在はB787の導入により国内線に転用されています。
写真のJA622Jは2009年5月7日に新規登録された機体です。定置場は成田国際空港。この機体も元は国際線仕様の機材であり、国内線に転用されているようですね。
納入当初はサンアーク塗装でしたが、2014年の7月頃に現在の鶴丸塗装へ変更されたようです。
・・・以上、真夏の夜の夢。ぽっぽやがお送りしました。