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神崎川にて
昨年11月21日に神崎川で撮影した阪急8000系8000F。神崎川に着いて最初に撮影したのは1000系1007Fでしたが、有名なこの構図で最初に撮影したのは8000系8000Fでした。
阪急8000系は1988年に登場した神戸線・宝塚線向けの通勤形電車です。従来の阪急の車両から前面デザインが大きく変更された車両ですね。
車体は先に登場した7000系をベースとしたアルミ製ですが、前面は縁が少し前に出た額縁スタイルとなっており、窓も行先・種別表示器を内部に納めた大きな物になっています。
側面窓も上下に50mmずつ拡大され、ドアに隣接する物は開閉可能、それ以外は固定窓となりました。窓の開閉は従来の手動式から圧縮空気によるボタン式に変更されています。
制御装置はGTOサイリスタ素子を使用したVVVFインバータ制御となっています。阪急では2200系で実用試験が行われていましたが、本格採用したのはこの8000系が最初。
製造は1988年から1997年まで行われ、製造途中で何度か仕様変更が行われています。前面デザインについても8033F以降は額縁スタイルからくの字に膨らんだ鳩胸スタイルとなっています。
阪急8000系は8両編成14本と4両編成1本、3両編成3本の119両が在籍ししています。写真の8000Fはトップナンバー編成で、1989年1月1日に営業運転を開始しました。
かつてこの8000Fはエコトレインのラッピングが行われており、自分も梅田で偶然撮影したことがあります。
・・・以上、台風一過で晴れるだろうか。ef_end_63がお送りしました。