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Channel: 鉄道員日記(ぽっぽやにっき)
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南海7100系7177F@泉佐野

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イメージ 1

泉佐野にて

昨年3月30日に南海本線・空港線の泉佐野駅で撮影した南海7100系7177F。10000系10004Fと併結して特急サザン22号の運用に入っていました。やはりこの構図は長編成向きですね。

撮影時は特に狙っていたわけではありませんが、後ろに併結されている10004Fは当時復刻塗装となっており、翌日の3月31日で復刻塗装での運行を終了する予定でした。

こういう形でも記録できて良かったですね。直線だと併結されていても解りづらいですが、写真の様なカーブだとオーシャングリーンとダークグリーンの塗装がよく見えます。

南海7100系は1969年に登場した南海本線向けの通勤形車両で、南海の形式としては最大の製造数となる152両が製造されました。主に南海本線・空港線・和歌山港線・加太線で運行されています。

4両編成と2両編成が6次に渡って製造されており、支線区のローカル運用から写真の様な特急運用まで幅広く運用されています。他形式との併結は10000系とのみ行われますね。

7100系は1963年登場の7000系のマイナーチェンジ版であり、7000系と共通する部分も多いですね。大きな変更点としてはドアがあり、片開きから両開きに変更されました。

また戸袋窓が設けられなかったことから7000系よりも窓が少なく、側面の外見はすっきりした物となっています。車内はオールロングシートで、一部に車椅子スペースが設置されています。

後継となる8300系の導入などにより7100系も廃車となる編成が出ていますが、まだまだ在籍数が多く主力といえる存在ですね。写真の7177Fは1973年6月4日に東急車輌で製造されました。


・・・以上、7177Fも遭遇率が高い鉄道員日記がお送りしました。

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