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Channel: 鉄道員日記(ぽっぽやにっき)
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南海7100系7171F@和歌山大学前

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和歌山大学前にて

本日も南海ネタを臨時で掲載。昨年10月15日に撮影した南海7100系7171Fの和歌山市行き普通。順光で撮影出来ましたが、後ろの編成の後部2両が影の中に入ってしまいました。

まあ7171Fは手前の2両ですしあまり気にならないのですが。この日の狙いは南海8300系8706Fで、帰宅中に運用に入っているのを目撃したので午後順光となる和歌山大学前で待ち構えていました。

その8706Fの前にやってきたのが今回の7171F。編成の長さは7171Fも8706Fも一緒ですが、8706Fは和歌山市方にパンタがあるため今回の写真と同じ構図で撮影するとパンタが切れてしまいます。

南海7100系は1969年から導入された南海本線用の通勤形電車で、1973年までの間に南海の形式としては最多となる152両が製造されました。現在も南海本線で主力として運用されています。

南海では1973年に架線電圧を600Vから1500Vへと昇圧しており、その昇圧に際して改造で1500Vに対応できない旧型車を置き換える必要が生じたため7100系が導入されています。

車両設計は1963年登場の南海7000系をベースとしており、基本的な性能は変わりません。7000系が現役だった頃は共通運用で頻繁に7100系との併結も見られました。

ただし客用扉が両開きになる、窓が一段下降窓になる、戸袋窓が無くなるなどの改良が施されており、台車形式も異なる物となっていますね。またパンタ搭載位置も難波方先頭車に2基だったのに対し、7100系では両先頭車に1基ずつに変更されています。

写真の7171Fは7100系の5次車として1973年5月26日に東急車輛で製造されました。5次車ではそれまで前面にのみ設置されていた方向幕を側面にも設置する改良が施されています。


・・・以上、西武警察OPは名曲。ぽっぽやがお送りしました。

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